昨年、弱冠32歳のポップ系プロデューサーを大胆に起用した最新作『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースし見事全英1位を獲得したザ・ローリング・ストーンズ。
あの通算24作目（！）にあたる彼らの新作は独、仏、オランダ等の欧米諸国、オーストラリアやニュージーランド、アルゼンチンなど南米やオセアニア諸国でも軒並み1位を記録し、全米チャートでも初登場3位に。ストリーミング部門でもUK内だけで10億回以上の再生回数を突破し、BRITビリオン・アワードを受賞。今回のストーンズの新作が、現ストリーミング世代のニーズにも適うコンテンポラリーなアルバムであることを証明。「ベテラン勢が陥りがちな人生後期の“内省路線”に甘んじるのではなく、あくまで現代の時事を題材にし現役であろうとした姿勢が素晴しい！」と普段はレジェンドに対して点が辛い欧米評論家層でさえ絶賛の声を送るほどの大反響だった。
更に今年4月から始まった北米＆カナダツアーも各地を興奮と熱狂とニュース（カナダ公演中のＭＣで、ミックがかつてストーンズの追っかけだった元トルドー大統領夫人［←現カナダ大統領ジャスティン・トルドーの母］の話を出し一時は会場内がヤバイ雰囲気に……なんて場面も）の渦に巻き込みつつ盛大に完遂。60ｓロンドンで最も危険な反逆児としてデビューして以来、幾多のモードチェンジを経てミラクル再生を遂げてきたストーンズのR&Rスピリットが2024年の今も健在であることをまたもや証明してみせた。今号はそんな「地球上で最強のバンド＝ストーンズの今」を最新インタビュー＋ライブレポetc.を総動員してお届けします。Rock on！（児島由紀子）
＜コンテンツ紹介＞
■ 最新ロングインタビュー
■ 最新ツアーレポート
■ 初来日メモリアルレビュー
■ 現役レジェンドたちの今に迫る特別論考
ザ・ローリング・ストーンズの巻頭特集は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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