何にも奪われない情熱が、信念があるかーーCUT10月号でTVアニメ『チ。』特集! ラファウ役 #坂本真綾 の深い原作愛に迫る


10月より新作アニメシリーズ『チ。 ―地球の運動について―』がついに始動します。「地動説」の研究が禁じられた世界で、その証明に命を懸ける人間たちの世代を超えた継承物語。マンガ家・魚豊氏による同名原作の衝撃のアニメ化を目の前に、CUT10月号では作品特集を敢行! まずはラファウ役・坂本真綾さんにお話を伺いました。

もともと原作の大ファンだという坂本さん。「地動説」に出会ったことですべてが変わってしてしまう神童・ラファウを演じます。物語の魅力について伺うと「好きすぎてお話しするのが難しい」と慎重に言葉を紡いでいく姿が印象的でした。以下、原作愛溢れるインタビューの一部を抜粋してお届けします。

ラファウ(の声)を女の人がやるとは想像していなくて。もちろんラファウは大好きでしたし、重要なキャラクターなので、今回演じられることが決まって嬉しかったんですが、自分の中に「ラファウはこうやってほしい」という理想があったので……それを私ができるのか?という不安もありました。ラファウは最初の頃、ちょっと世の中を軽く見ている感じがあって。子どもっぽい、というか。まだ12歳なんですよね。私たちは、そんな若さで、命を投げ打ってまで何かに懸ける姿に胸を打たれるところもあると思うので、女性である私が演じることによって、幼さを滲ませられるのなら、それもいいのかもしれないと思いました


本特集では、同じくキャストの津田健次郎さんにも取材いたしました! 津田さんが語る、坂本さんの人間として、声優としての佇まいが明らかになるお話も必読です。そして、坂本さんの楚々と美しい横顔を捕らえたポートレートも必見。ぜひお手元でじっくりご覧ください。

明日は津田さんのインタビューをご紹介! お楽しみに。(田畑早貴)

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